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クリスマスパーティーに欠かせないのは、やっぱりクリスマスケーキ。
有名パティシエのケーキもおいしいですが、ご家族やお友達との大切な時間には、手作りケーキが一番!今年はぜひ、心を込めてケーキを作り、あたたかいホームパーティーを開いてください。 |
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スポンジケーキの作り方には、全卵を泡立てる『共立て法』と、卵黄と卵白を別々に泡立てる『別立て法』があります。ここではしっとりふわっとした口当たりの『共立て法』でご紹介します。 |
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スポンジケーキ |
材料(18cmの丸型1台分) |
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卵(Mサイズ)
3個
グラニュー糖
90g
薄力粉
90g
バター(食塩不使用)
30g |
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グラニュー糖は砂糖(上白糖)に比べ甘さがしつこくありませんが、砂糖でも大丈夫です。 |
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必要な道具 |
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18cmの丸ケーキ型、ボウル(大、小)、ハンドミキサー、泡立て器、ゴムベラ、粉ふるい(又は万能こし器)、オーブンの天板、クッキングシート(オーブンペーパー)、ケーキクーラー(又は平らなあみやザル)パレットナイフ、絞り袋、口金、はけ、ケーキナイフ(パン切りナイフ) |
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事前に準備すること |
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ケーキ型の内側に分量外のバターを薄くぬり、分量外の強力粉(なければ薄力粉)をふる。型を逆さまにして余分な粉を落とす。ケーキ型の底にはオーブンシートを丸く切ったものを敷く。 |
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卵は冷蔵庫から出し、常温に戻す。夏は1時間くらい、冬は2~3時間くらい。
(卵が冷たいと、泡立ちが悪くなります。) |
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薄力粉は粉ふるい(又は万能こし器)で2~3回ふるっておく。 |
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オーブンを180℃に予熱しておく。 |
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スポンジケーキの作り方 |
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1. |
ボウルに卵を入れ、ハンドミキサーの低速で溶きほぐす。卵がほぐれたら湯せんにかけながらハンドミキサーを高速に切り替え、泡立てる。 |
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ボウルよりひとまわり小さい鍋に40度くらいのお湯をはり、卵を入れたボウルをのせます。直火ではなく、お湯で間接的に温める方法を湯せんと言います。ハンドミキサーは、ボウルに対して少し傾けて使うと効率よく泡立ちます。 |
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2. |
泡立ってきたら、グラニュー糖の1/3を加えて泡立てる。これを3回繰り返す。卵が温まってきたら湯せんから外し、更に泡立てる。 |
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ハンドミキサーのはね(泡立て器の部分)で泡をすくった時、ゆっくり落ちるくらいになるまでしっかり泡立てます。 |
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3. |
湯せんに使っていたお湯に、バターを入れたボウルを浮かべてバターを溶かしておく。 |
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4. |
ハンドミキサーを低速にし、きめをととのえる。 |
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5. |
4にふるった粉を半量加え、ゴムベラで生地をボウルの底からすくって返すようにしながら粉と生地を混ぜる。 |
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ボウルを左手で反時計回りに回しながらゴムべらを時計回りに動かして生地をすくうようにするとしっかり混ざります。 |
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→ ゴムベラの方向 → ボウルの方向 |
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6. |
粉っぽさがなくなったら残りの粉を全部入れ、同様に混ぜる。 |
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混ぜ方が足りないと焼き上がりのきめが粗くなったり口当たりが悪くなることがあります。 |
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7. |
6にあたたかい溶かしバターを加え、手早く全体に混ぜる。 |
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バターは冷たいと全体に上手く広がりません。ここでは混ぜすぎないようにさっくりと手早く。 |
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ボウルに残った生地もゴムベラでしっかり集め、火の通りの悪い中央を避けて型の回りに入れてください。 |
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9. |
180度に予熱しておいたオーブンで25~30分焼く。 |
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気になっても、途中でオーブンを開けないでください。温度が下がってしまうのでうまく焼き上がりません。表面を手の平で押してみて、弾力があれば焼き上がりの目安です。 |
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10. |
ケーキクーラーに焼き上がった表面を下にしてのせ、冷ます。
冷めたら型を外し、底に敷いたオーブンシートをはがす。 |
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デコレーションのしかた |
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生クリーム
300ml
グラニュー糖
大さじ3
いちご
1パック
サンタクロース、もみの木など
クリスマスの飾り
適宜 |
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シロップ |
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グラニュー糖
大さじ2 |
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水
大さじ4 |
┗ |
あればキルシュ(さくらんぼのお酒)
小さじ1/2 |
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☆シロップの作り方 |
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小鍋にグラニュー糖と水を入れて火にかけ、グラニュー糖が溶けたら火からおろす。
冷めたらキルシュを加える。小さなお子様も一緒に召し上がる場合には、キルシュは入れないようにしてください。 |
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1. |
スポンジが完全に冷めたら横からケーキナイフで半分に切る。 |
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ケーキの半分くらいの深さのスープ皿などに入れ、ケーキナイフをお皿のふちにあてて切ると、まっすぐ切れます。 |
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2. |
氷水をあてたボウルに生クリームとグラニュー糖を入れて泡立て器でホイップし、7分立てにする。1/3くらいを飾り用にとっておく。 |
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ボウルに対して泡立て器を少し傾けて使うと作業しやすいです。7分立ては泡立て器ですくった時に角が下をむくくらいの固さです。乳脂肪分の高いクリーム(47%くらい)は、パレットナイフでスポンジにぬるだけでも泡立てと同じ効果があるのでちょうどよいと感じる手前でホイップを止めてください。 |
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3. |
焼き上がりの表面だった方を下にし、切り口にシロップをぬる。ホイップクリームをのせ、パレットナイフで均一に広げる。たてに5mm厚さでスライスしたいちごを並べ、その上からさらにクリームをぬる。 |
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カットした時いちごが落ちないように中央には並べないようにすると良いでしょう。いちごは洗って水けをしっかりふき取ってスライスしてください。 |
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4. |
もう一枚のスポンジにも切り口にシロップをぬり、3に重ねる。中央にクリームをたっぷりのせ、パレットナイフで上面にのばし、表面をなめらかにする。パレットナイフをケーキの側面に垂直に当て、まわりに流れ落ちた分をのばすようにする。 |
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何度もパレットナイフでクリームをのばすと、ざらついてしまう(生クリームが分離した状態のなる)ので、できれば1、2回でのばしきるようにしましょう。 |
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5. |
飾り用にとっておいたホイップクリームを、口金をつけた絞り袋に入れ、表面に絞り出す。いちごやサンタクロースなどを飾る。 |
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クリームをぬる時、回転台があればそれにのせると作業が楽ですが、ない場合はお皿にのせて4まで作業し、ケーキの下に包丁とパレットナイフを差し込み、盛り付け用のお皿に移し、5のデコレーションをするときれいに仕上がります。 |
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ホイップクリームを絞り袋に入れたら口金の方にクリームを寄せ、ねじるようにして持ち、絞り出します。ねじった部分に力を入れて絞り出し、口金に近い方の手は添えるだけにします。 |
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カットする時は、包丁をお湯で温めて水けを拭いて切るときれいに切れます。
包丁は1回カットするごとに刃についたクリームを拭くと、きれいにカットできます。 |
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