マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
照り焼きはフライパンひとつで簡単に作れますし、味付けがしっかりしているので魚が苦手な方でも比較的食べやすいお料理です。甘辛の味付けはごはんにもよく合います。
冬が旬のぶりを、おいしくいただきましょう。
このレシピは、生鮭(塩鮭は塩分が強いので避けてください)、いわし、めかじき、または鶏肉でも おいしく作れます。
ぶりの照り焼き 材料(4人分)
ぶり…4切れ、塩…少々
たれ
しょうゆ…大さじ2
砂糖…大さじ1
みりん…大さじ2
サラダ油…小さじ2
作り方
1. ぶりの両面に塩をふって10分くらいおき、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
  塩は30cmくらいの高さからふると、まんべんなくふることができます。塩の効果は、塩の脱水作用で水分と一緒に魚の生臭みをとることと、下味をつけることです。
2. フライパンを中火にかけてあたため、サラダ油を入れる。油があたたまったら1のぶりを盛り付けた時に表になる方を下にして入れる。2~3分焼いて裏返し、さらに2~3分焼く。
  切り身は、魚の皮が見える方が表になります。
写真は裏側を焼いているところです。
3. 一度火を弱め、出てきた油脂分をキッチンペーパーで拭き取る。
  油が多く残っていると、このあと加えるたれがからまりにくくなってしまいます。
4. 混ぜ合わせておいたたれをフライパンに加え、ぶりにからめ、弱火でたれにとろみがつくまで焼く。
  たれは、必ず火を弱め、はねないようにそっとを加えてください。2分くらい煮詰めるとたれにとろみがついてきますが、焦げないように様子を見ながら焼いてください。
5. お皿に盛り付け、付け合せを添えていただく。
  盛り付けの際には皮が向こう側になるようにします。
《付け合せについて》
付け合せは必ず添えなくてはならないものではありませんが、お口直しになり、見た目にもおもてなしの雰囲気が出せます。忙しく時間のない場合は、市販の野菜の浅漬けや酢漬けの生姜などを添えてもよいでしょう。
和食では、お皿に盛り付けた魚や肉の、右手前に添えるのが決まりです。
簡単に作れる付け合わせ
★かぶの甘酢漬け
かぶ大1個は皮をむき、薄いいちょう切りにする。塩少々をふって軽くもんで10分くらいおき、出てきた水分を絞って甘酢(砂糖大さじ1と1/2、酢大さじ1と1/2、塩小さじ1/4)に20分ほど漬ける。かぶの葉をさっと茹で、1cmの長さに刻んで軽く絞って、甘酢に漬けた実と混ぜる。
★大根の浅漬け レモン風味
大根2~3cmの皮をむき、薄いいちょう切りにする。きゅうり1/2本はうすい輪切りにする。ビニール袋に大根ときゅうりを入れ、塩小さじ1/2を加えて袋の上からよくもむ。15分ほど経ったら水けを絞り、レモン汁小さじ1を混ぜる。
大根の葉がある時は、さっとゆでて刻んで加えてもよいです。ただし、大根の葉は レモンの酸によって茶色に変色しやすいので、レモン汁はいただく直前に加えてください。
★ピーマンとしめじのさっと炒め
ピーマン2個はたて半分に切り、種とヘタを除きたてにせん切りにする。しめじ1/2パック(約50g)は石づきを切り取ってほぐす。フライパンをあたためてごま油小さじ1を入れ、ピーマンとしめじを加えてしんなりするまで強火で炒め、軽く塩をふる。

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