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酢豚は「食べるのは好きだけど調理が面倒
」と思っている方が多いのではないでしょうか。今回はお肉を油で揚げずに焼くだけの、簡単な作り方をご紹介します。
中国では酢豚は『糖醋肉(たんつうろう)』といいますが、糖醋とは甘酢あんのことです。
北京風酢豚はお肉が多く入り、広東風酢豚は野菜が多く入るそうです。 |
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材料(4人分) |
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豚ロースとんかつ用
2枚 |
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しょうゆ
大さじ1/2 |
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酒
大さじ1/2 |
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溶き卵
1/2個 |
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片栗粉
大さじ2と1/2 |
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サラダ油
大さじ1 |
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ゆでたけのこ
1/4本、玉ねぎ
1個、
にんじん
1/2本、生しいたけ
2枚、 赤パプリカ
1/4個、ピーマン
2個、 サラダ油
大さじ2 |
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<合わせ調味料(甘酢あん)> |
水
1/2カップ(100ml)、鶏ガラスープの素
小さじ3/4、砂糖
大さじ3、しょうゆ
大さじ2、
トマトケチャップ
大さじ1と1/2、酢
大さじ1と1/2、片栗粉
大さじ1と1/2 |
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調理時間の目安:約20分 |
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作り方 |
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1. |
豚肉は1枚を10~12等分に切り、しょうゆ、酒、溶き卵、片栗粉をもみこんで下味をつけ、5分くらいおく。 |
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2. |
たけのこの根元は7mmくらいの厚さのいちょう切りにし、穂先は食べやすい大きさのくし型に切る。 |
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根元の硬い繊維を絶つように、繊維に対して直角に切ります。
穂先は柔らかくいので、きれいな形をいかすために、くし形に切ります。 |
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3. |
玉ねぎはたて半分に切り、根元を切り落とす。
切り口を下にして横半分に切ったあと、2cm幅に切る。 |
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4. |
にんじんは乱切りにし、沸騰したお湯に入れて4~5分ゆで、ザルにあげる。 |
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にんじんは硬く火が通りにくいので、炒める前に下ゆでをしておきましょう。 |
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5. |
しいたけは軸を除き、4等分のそぎ切りにする。 |
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しいたけはそぎ切りにすると、表面積が広くなるので、調味料がからみやすくなります。
また、見栄えがよくなります。 |
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6. |
パプリカ、ピーマンは種を取り、乱切りにする。 |
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7. |
合わせ調味料(甘酢あん)の材料を全て混ぜ合わせておく。 |
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片栗粉は混ぜても時間が経つと容器の底に沈殿してしまうので、使う直前に再度かき混ぜて使ってください。 |
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8. |
中華鍋(又はフライパン)を熱して油大さじ1を入れ、中火で豚肉を両面焼き、火が通ったら一度取り出す。 |
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豚肉の下味に加えた片栗粉が固まっているので、焼く直前に再び混ぜて全体を均一にして中華鍋に入れてください。焼き時間は片面1分30秒~2分が目安ですが、様子を見て焼いてください。
肉は、何度も返したりしないようにして焼いてください。 |
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★油で豚肉を揚げる場合 |
揚げ物鍋(又は中華鍋や深さのあるフライパンなど)に油を入れ、170℃にあたためる。
下味をつけた豚肉を鍋の縁からそっと入れ、約3分揚げ、網に取り出して油をきる。
170℃の目安:衣の一部を入れてみて、衣が途中まで沈み、すぐに浮き上がるくらい。 |
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9. |
中華鍋に油大さじ2を足し、玉ねぎを入れて強火ですき通るまで炒める。 |
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豚肉の衣のかけらがなければ、そのまま油を足して玉ねぎを加えて構いません。
衣は焦げやすいので、残っている場合はキッチンペーパーでさっと拭いてください。 |
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10. |
残りの野菜を全て加えて強火で炒める。
野菜全体に油が回ってしんなりしたら、豚肉を入れる。 |
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野菜の色が鮮やかになったところで焼いた豚肉を戻します。
強火でさっと炒め、野菜が柔らかくなりすぎないように注意しましょう。 |
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11. |
火加減を一度弱火に変え、合わせ調味料を加える。全体を大きくかき混ぜながら、火加減を中火にし、全体にとろみがついたら火を止め、盛り付ける。 |
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合わせ調味料は、加える前にもう一度混ぜてください。
強火のところへ片栗粉が入った合わせ調味料を入れると、片栗粉が部分的に固まってダマができてしまいます。火を弱めるか、止めてから合わせ調味料を加え、全体をかき混ぜたあと、中火に戻して片栗粉に火を通します。片栗粉は沸騰させるか、あんが透明になるまで加熱すれば火が通ります。 |
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★中華鍋について |
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鉄製で底が丸い鍋のことです。大まかには2種類あり、広東鍋と北京鍋があります。 |
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どちらの中華鍋も、フライパンに比べて底が丸く火の当たる部分が広いので、短時間に加熱でき、強火で仕上げる炒め物に向いています。素材は鉄製の他、フッ素樹脂加工の中華鍋などもあります。 |
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【広東鍋】 |
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持ち手が両側についています。
北京鍋よりやや浅めですが、炒め物の他、揚げ物や蒸篭(せいろ)をのせて蒸し物を作る際にも使えます。 |
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広東鍋 |
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【北京鍋】 |
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持ち手は一つですが、太くしっかりしていますので安定感があります。
広東鍋よりやや深さがあります。 |
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北京鍋 |
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