マルエツ 今さら聞けない料理のき・ほ・ん
-今さら聞けない-料理のき・ほ・ん
かぼちゃプリンの作り方
かぼちゃを使ったデザートはお子様や女性に大人気。かぼちゃの存在感を感じられる、しっとりとした口当たりのレシピです。簡単に作れますので、普段のおやつにもおすすめです。
材料(4人分)
かぼちゃ…200g、卵…2個、
牛乳…3/4カップ(150ml)、
生クリーム…大さじ3、
グラニュー糖…45g、バニラオイル…少々
カラメルソース
グラニュー糖…40g
水…大さじ2
調理時間の目安:約45分
※かぼちゃは種と皮付きの重量です。
作り方
1. 型の内側にバターを薄くぬる。
  バターは冷蔵庫から出して柔らかくし、指でぬります。バターを型にぬっておくと、焼く際にプリンが型につきにくく、食べ終わった後の片付けが楽になります。
2. カラメルソースを作る。小さめの鍋にカラメルソース用のグラニュー糖、水を入れて火にかける。
色づき始めたら時々鍋を傾けるようにゆすり、茶色になるまで加熱する。
  スプーンなどではかき混ぜないでください。火を止めてもカラメルは余熱で加熱されるので、ちょうど良い色の手前で鍋を火からおろし、固く絞ったぬれ布巾の上に置いてください。カラメルは苦めの方がプリンの甘さとのバランスが良いですが、苦みを好まない方はカラメルの色が濃くなり始めたらすぐに火から下ろすと良いでしょう。
3. 2のカラメルソースが熱いうちに手早く型に注ぐ。
  カラメルは冷めると鍋にくっついてしまいます。鍋を洗う際は、鍋に水を入れて火にかけると、お湯にカラメルが溶け出しますので、簡単に洗うことができます。
4. かぼちゃはスプーンを使って種を取り、3~4つに切り分ける。耐熱皿にのせ、ラップをかけ、500Wの電子レンジで3分加熱する。
  ラップは加熱中の蒸気で膨らむので、中央は裂けないようにゆったりとかけますが、耐熱皿のふちにはラップをしっかりつけて密閉して下さい。
5. スプーンでかぼちゃの実を取り出し、裏ごしをする。
  かぼちゃは冷めると裏ごしにくくなるので、さわれるくらいの温度になったら皮から外してください。裏ごし器がなければ、万能こし器で裏ごしても良いです。こし器の目が細かい方がなめらかな仕上がりになります。
6. 鍋に牛乳を入れて温め、グラニュー糖を加えて溶かし、火を止める。
  牛乳は砂糖が溶ける程度に温めれば良いです。熱すぎると、次に加える卵が凝固してしまいます。
7. ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、6の牛乳を入れて混ぜ、万能こし器でこす。
  ひと手間かかりますが、この作業もなめらかな仕上がりにするためです。
8. 裏ごしたかぼちゃに7の卵液を3回くらいに分けて加え、なめらかになるように混ぜる。生クリームとバニラオイル数滴を加える。
  一度に卵液を全量加えると、かぼちゃと卵液がなかなか馴染みません。卵液を少しずつ加えて混ぜ、全体が均一になったら卵液を加えて混ぜてください。
9. カラメルソースを注いだ型に8を流し入れ、天板に置く。170℃に温めておいたオーブンに入れ、天板に湯を1~2cmくらい注ぎ、30~35分焼く。
  湯は型の半分くらいの高さまで注げると良いですが、溢れそうなほど注ぐと危険ですので、無理に湯を注がないでください。天板に湯を張って焼くと、湯からのぼる蒸気で蒸し焼きのような状態になります。湯は100℃以上にならないので、熱の伝わり方がゆるやかになるため、柔らかい口当たりに仕上がります。
10. 焼き上がったらケーキクーラー(または網)の上におき、冷めたら冷蔵庫に入れて冷やす。いただく直前に粉砂糖をふる。
  竹串を刺して抜き、生地がついてこなければ焼き上がりです。焼きたての熱いうちをいただいてもおいしいです。

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