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コーンクリーム缶を使ってスープを2種類ご紹介します。
寒い季節には温かいスープが体を温めてくれます。とうもろこしが旬の時期には生のとうもろこしを使うとより美味しくなります。その時はコーンクリーム缶と同じ分量の実を使って下さい。暑い季節にはなめらかなポタージュスープにして冷やして召し上がるのもいいですね。
【コーンスープ2種】
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コーンクリームスープ |
中華風コーンスープ |
材料(4人分)
・コーンクリーム 1缶(190g) ・牛乳 500cc ・玉ねぎ 小1/2個
┏バター 大さじ2
┗小麦粉 大さじ1 ・固形コンソメ 1/2個 ・塩・こしょう 少々
・クルトン又はクラッカー 適量
・パセリ 少々
・生クリーム 大さじ2
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作り方
① |
タマネギは細かくみじん切り、パセリはみじん切りにする。パセリは水にさらし、水けを絞る。 |
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② |
鍋を温めバターを入れ溶かし、タマネギを加えて透明になるまで炒める。火を弱め、小麦粉を加えて焦げないように炒め、玉ねぎとなじんだら牛乳とコーンクリームを加え手早く混ぜる。 |
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③ |
中火にしてコンソメを加え底が焦げ付かないよう気をつけながら火にかける。 |
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⑤ |
器に注ぎ生クリームをまわしかけ、クルトン、パセリをちらす。 |
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☆クルトンの作り方 |
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食パンの耳を落としさいの目に切り、170~180℃の油できつね色に上げる。
又は、180℃のオーブン(オーブントースター)でカリッときつね色に焼く。 |
材料(4人分) |
・クリームコーン缶 1缶(190g)
・水 3カップ ・鶏ガラスープの素 小さじ1・1/2
・塩 小さじ1/3弱
・こしょう 少々 ・酒 大さじ1 ┏水 大さじ2
┗片栗粉 大さじ1
・卵 2個
・ごま油 少々 ・ハム 1枚
・パセリみじん切り 少々
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作り方
② |
鍋に水と鶏がらスープの素、コーンクリーム缶を入れ火にかける。水と片栗粉を合わせ、水溶き片栗粉を作る。
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※置いておくと水と片栗粉にわかれてしまうので、使う前に混ぜ合わせましょう。
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③ |
煮立ったら塩、酒で調味し、お玉でまぜながら水とき片栗粉を流し入れとろみをつける。 |
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④ |
卵をよく溶きほぐし、煮立ったところに流し入れる。 |
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※菜箸を添えて渦巻きのように回し入れます。
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⑤ |
卵が浮いてきたら火を止め、ごま油を加え2~3回かき混ぜる。 |
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☆ポタージュとスープのちがいについて |
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日本ではポタージュとスープは汁物として分類され、ポタージュはとろみがついていて、スープはとろみがなく具が入っているものとして考えられることが多いようですが、フランスでは汁物を「とろみがあるもの」「さらさらとしたもの」「具をメインで食べるもの」の3つにわけています。
その中でポタージュは汁物の総称で、スープはそのうちの郷土料理や、田舎風の〝パンを浸して食べる伝統食〟となっています。ポタージュはスープよりも一手間かかる上品なものとして考えられているようです。
今回ご紹介したコーンスープもじゃがいもやにんじんなどを加えたものや中華風のものまでいろいろありますが、生のとうもろこしを使ってとろみのあるなめらかなコーンポタージュスープの作り方も簡単にご紹介します。温かくても冷やしても美味しくいただけます。 |
作り方 ※分量はコーンスープと同量
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生のとうもろこしは実をそぎ取り、コーンクリームスープのコーンクリーム缶と同量用意し、玉ねぎと炒めコーンクリームスープの作り方②③と同様にしミキサーにかけます。鍋に戻し温め塩、こしょうで味をととのえます。温かくても冷たくしてもとうもろこしの美味しさがひろがります。 |
※とろみ加減は温かい時と冷たい時とでは違うので牛乳の量で調節してください。
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