入社から現在までのキャリアは?
先輩社員インタビュー
自分らしく生き生きと
働ける会社を作りたい。
ダイバーシティ推進室 室長
飯島 幸恵 Yukie Iijima
1994年 入社
#01
新卒入社でグリーティングに配属された後、マネジャーとして約6年間で4つの店舗を経験しました。その後は約12年間、グリーティングトレーナーとしてキャリアを積むことになりますが、その間に中国で都市型新業態となるリンコス2店舗の立ち上げにも携わりました。2016年には女性活躍推進室(現:ダイバーシティ推進室)の立ち上げメンバーとして参加し、現在は同室の室長として勤務しています。マルエツには約300の店舗のほか、店舗を支える8つの本社本部があるため、店舗での経験をベースに幅広いキャリアを歩めるチャンスがあります。
#02
「ダイバーシティ推進室」のミッションとは?
「女性管理職の登用促進」、「全従業員への情報発信」、「仕事と家庭の両立支援」という3つを柱に、さまざまな取り組みを推進しています。たとえば「仕事と家庭の両立支援」に関しては、妊娠中の従業員が産休に入るまでのさまざまなサポートを行っています。つい最近では、妊娠中の従業員の状況を店長や周囲の従業員が正確に理解し、安全に勤務してもらえる環境を作るために「マタニティ面談シート」というツールを作成し、各店舗への導入を進めました。また、産休・育休中の従業員に手書きの手紙を添えて社内報を送るといった取り組みや、職場復帰・受け入れのための各種サポートも行っています。
#03
女性活躍推進室(現:ダイバーシティ推進室)が設立されてから、
会社はどのように変わりましたか?
マルエツでは2014年に社内初となる女性店長が誕生しましたが、その後しばらくは店長に昇格する女性従業員はいませんでした。しかし、女性活躍推進室(現:ダイバーシティ推進室)が設立されて以降は、現在までに9名の女性従業員が店長に昇格して活躍しています。また、多くの従業員が「自分の将来のありたい姿」について、声を上げて発信できるようになってきたと感じています。とくに女性の管理職に対する意欲が高まってきており、「私にもできるでしょうか」「チャレンジしてみたいです」という相談を受ける機会も多くなりました。
#04
ダイバーシティ推進室の室長として、やりがいを感じることは?
産休・育休からの復職について相談してくれた女性従業員が、店舗に戻って生き生きと働いている姿を見ると、私としても本当に嬉しくなります。また、女性の場合、管理職になることを躊躇したり迷ったりする方が多い傾向があります。そうした方々の背中を押すようなアドバイスをしたり、サポートをしたりすることもダイバーシティ推進室の役割なのですが、私が背中を押した女性たちが管理職としての一歩を踏み出した後に、「今、すごく充実しています」「決断して良かったです」と言ってもらえたときには、大きなやりがいを感じられます。
#05
女性社員と接する上で、大切にしていることは?
女性に限らない話ですが、従業員と話をする際は「すべての話を最後まで聞く」ということを心がけています。どのような相談であっても最後まで話をしっかり聞くことで、相手が考えていること、求めていることの本質を見極めたいと思っています。とくに悩み事の場合は、結論や方向性を見出せば良いというケースばかりではないので、まずは相手の話に親身になって耳を傾け、共感と共有の姿勢を保つことを意識しています。もちろん、話の内容や状況によっては、その方やその方の上長に対して何らかのアドバイスをすることもあります。
#06
今後の夢や目標は?
男女共に、全従業員が生き生きとやりがいを持って働ける職場環境を作ること目指し、今以上に活躍の場を増やしていくつもりです。とくに育休・産休については女性だけでなく、男性でも気兼ねなく取得できるような環境を作っていきたいと考えているので、男女を問わず気軽に相談してもらえるような組織にしていきたいですね。
小沢さんからコメント2010年の入社以降、私は今回で3回目の産休に入りますが、今回の出産では社内にダイバーシティ推進室ができたことで、以前の2回の出産のとき以上に、体調のことや勤務時間のこと、家庭内の些細なことまで、飯島さんにいろいろと相談させていただきました。飯島さんと会うたびに体調面のことを気遣っていただけたことがとても嬉しかったですし、私の場合は夫も社内にいるため、男性社員の育児への関わり方や、育児休職の制度などについても教えていただけたので本当に助かりました。
鈴木さんからコメント産休・育休を経て、2年ぶりに職場へ復帰する際、復帰後の働き方や条件などについて、飯島さんに相談しました。私としては、すぐにでもフルタイムで復帰したいと考えていたのですが、飯島さんから「お子さんの体調、自分の体調、周囲でサポートしてくれる人たちはどういう状況ですか? 最初は無理なく時短勤務からスタートして様子を見ませんか?」と、客観的かつ現実的なアドバイスをいただけたことで、私自身も冷静になって考えることができ、自分の体を気遣いながら無理のない状態でスムーズな職場復帰ができました。今では飯島さんに相談して本当に良かったと思っています。