学生時代にマルエツでアルバイトをしていた経験があり、以前からスーパーマーケット業界に興味を持っていました。就職活動ではマルエツを含む複数のスーパーマーケットの選考を受けましたが、最終的には充実した福利厚生があり、自分に合っていると感じたマルエツを選びました。とくに産休（産前産後休暇）・育休（育児休職）が取得しやすく、実際に取得されている先輩社員が多かったことも入社の決め手となりました。

私が所属するデリカテッセンでは、揚げものやサラダ、煮物などのおかず、お弁当、お寿司など、店内で調理するお惣菜全般を扱っており、商品のもととなる原材料の仕入れや、商品の製造・陳列・販売を担当しています。調理済みの商品を仕入れることもありますが、大半の商品は店内で一つひとつ製造しており、作った商品がそのまま売上として反映されるため、売上数値を確認するたびに達成感が得られます。

商品の出来栄え・見栄えが売上に直結することです。美味しさを追求することはもちろんですが、売場でお客様に手に取っていただくためには、「いかに美味しそうに見えるか」が勝負になるため、私たちも日々工夫を凝らしています。また、その日の天候によって来店するお客様の数や好みも変わるため、天候に合わせて原材料の発注や製造計画をコントロールする必要があります。いずれもデリカテッセンの仕事の難しい部分ではありますが、成功したときに感じられるやりがいも大きなものとなります。

まず出勤したら、前日までに届いたメールを確認して作業場に移動します。その日に入荷した原材料の仕分けを行った後、パートナーさんと一緒に商品の製造を行います。昼食後は当日分の残りの製造と次の日に製造する商品の仕込みを並行して進めます。製造終了後は作業場と売場の商品を目で見て確認し、原材料の発注と今後の製造計画を立てて、1日の仕事が終わります。

マネジャーになって初めて迎えたクリスマスと年末の売上が前年比を上回り、目標予算を達成できたことです。当日の製造がスムーズに行えるように、何日も前から製造計画を念入りに練り上げ、作業場の整理整頓を行ったり、届いた原材料をパートナーさんが扱いやすいように仕分けておいたりと、さまざまな業務について事前準備を怠らなかったことが成功につながったと考えています。

発注業務に慣れてきたころの出来事ですが、よく確認せずに発注数量を確定してしまった結果、大量の商品が入荷されてしまったことがありました。幸いなことにセール対象商品であったため、陳列方法を工夫して売場を広げたりすることで何とか売り切ることができました。それ以降、発注数量を確定する際には細心の注意を払うようになりました。

私がマネジャーになったのは2020年9月ですが、マネジャーだからといってパートナーさんやアルバイトさんに対して一方的に仕事を押し付けるようなことはせず、自分でできることは自ら率先して動くように心がけています。たとえば、作業場の清掃や備品の補充など、パートナーさんやアルバイトさんの担当とされている仕事に関しても、できるだけ一緒に取り組むようにしています。

舞台を見ることが趣味なので、劇場に足を運ぶことが多いです。休日だけでなく、仕事が終わった後、店舗から直接劇場に向かうことも珍しくありません。私が勤務している店舗は24時間営業ですが、夜間業務については専門の担当者がいるので、私自身が夜中まで働くことはありません。そのため、仕事帰りに趣味の時間を持つことができます。

入社3年目でマネジャーを任せていただいたので、まずはデリカテッセンのマネジャーとして一人前になることを目指したいと考えています。その後は、現在のお店よりも規模の大きな店舗で経験と実績を積み、将来的には店長になりたいと思っています。最近では女性の店長も増えてきているので、私自身も女性店長としてのキャリアを積み、後輩への道を開くことができたらうれしいです。